会長あいさつ

この度、最上地域保健医療対策協議会の会長を拝命いたしました、穀野真一郎です。

山形県最上地域は、県北部の秋田県との県境に位置し、新庄市を中心に、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村の1市7町村で構成されています。令和7年10月現在の地域人口は約63,000人で、県全体の約6.3%を占めるにとどまっており、近年は、さらなる人口減少が続いています。また、65歳以上の高齢化率は40.8%と、県平均の36.0%を上回り、高齢化も進んでいます。

こうした中、最上地域において、住民の皆様が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、在宅医療と介護を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築は、ますます重要な課題となっています。

地域包括ケアシステムを実現するためには、医療・介護関係者をはじめとする多職種・多機関の連携が不可欠です。一方、最上地域では、人口当たりの医師数が少なく、看護師をはじめとする医療従事者も不足するなど、限られた医療資源の中で地域医療を支えていかなければならないという課題を抱えています。

こうした課題に対応するため、最上地域では、新庄市最上郡医師会をはじめ、薬剤師会、病院、消防本部、市町村、総合支庁などの関係団体・行政機関が参加する「最上地域保健医療対策協議会」を設置し、地域の保健医療体制の確保・向上に向けた取り組みを進めてまいりました。

令和5年度からは、「最上地域保健医療対策協議会」が8市町村から委託を受け、在宅医療・介護連携推進事業の運営を担っています。その拠点として「最上地域在宅医療・介護連携拠点@(あっと)ほーむもがみ」を県立新庄病院総合患者サポートセンター内に設置し、各市町村や関係機関と連携しながら事業を進めています。

具体的には、医療・介護関係者への情報提供や多職種研修会の開催、在宅医療・介護連携に関する相談支援のほか、地域住民の皆様を対象とした公開講座の開催などにも取り組んでいます。

今後も、地域の限られた医療・介護資源を有効に活用しながら、関係機関がより一層連携を深め、誰もが安心して暮らし続けることのできる最上地域を目指してまいりたいと考えております。

地域の医療・介護関係者の皆様、そして地域住民の皆様には、本協議会の活動に対し、今後とも一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 


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最上地域保健医療対策協議会会長
(新庄市最上郡医師会会長)

穀野 真一郎